9月の三慶会は、予定を変更して、9月11日広島護国神社で開催しました。
今回は、11月14日に予定している、優秀伝統工芸品(刀装金具等)調査研究会に先立ち、広島の金工について、ちょっと目を向けてみようという企画です。
広島城学芸員玉置氏、広島城の展示協力をされている、森脇氏を講師に、会員持参の郷土鐔や広島城のご好意による参考資料を拝見、鐔についての基礎知識と作品解説をしていただきました。刀剣5振り(内郷土刀2振りを含む)、鐔15点(内郷土鐔5点)勉強会を少し早めに切り上げて、みんなで広島城に登城、展示されている郷土資料について、解説していただきました。
護国神社が改修されて初めて使わせていただいての三慶会でしたが、真新しい会場は、クーラーの良く効く、快適な環境でした。
また、晴天に恵まれての、久しぶりの広島城は、常設展示でしたが、歴史ブームが手伝ってか、お客様が多く、海外からのお客様が加わって、クーラーは、効かせてあるのですが、熱気でとても暑く感じられ、急な階段で息が切れて、扇風機の前で、一息入れなくてはならないほどでした。
しかし、皆さん急な予定変更にもかかわらず、たくさん参加していただき、感謝でした。
10月は、予定されていた支部鑑賞会が、会場都合で延期の見通しで、まだ予定がありません。
今回の三慶会には、呉美術同好会から、「新古美術 盆栽展」のご案内がありましたので、ご紹介いたします。昨年、三慶会と合同勉強会を企画いたしましたが、催し物が重なって実現いたしませんでした。昨年窺ったときには、会員の皆様所蔵の美術品や盆栽の展示があり、刀剣の入札鑑定もされていました。
また、(社)日本甲冑武具研究保存会も協賛されての兜の展示もされていましたので、10月は、三慶会はお休みして、この展示会に参加してはどうかと思います。チラシをアップしておきますので、ご覧下さい。
9月18日19日は、廿日市大野体育館で、「削ろう会inはつかいち」(掲載チラシ参照)
9月26日は浜田お魚センター近くのいつもの会場で「石州刀剣会」
9月29日~、備前長船刀剣博物館で「お守り刀展覧会」
等が開催予定です。御都合の付く方は、どうぞご参加下さい。
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