皆さんは、NHKや広島テレビのすぐそば、旧日銀の裏に、頼山陽史跡資料館という施設があるのをご存じですか?
まわりの、のっぽビルにはさまれて、高い木がおい繁っている、これは誰か住んでるお家かなといった建物です。
前の駐車場に、車は入れるが、ここに入ったことは一度もないという人が多いのではないでしょうか。
入ってみると、なかなか落着いたたたずまいで、ちょっとした都会のオアシス。その中の、小さな小さな資料館ですが、お茶室もあり、頼山陽が住んでいたという小さな家も復元されています。
ちなみに5月5日は、御茶会が予定されているとのこと。
ちょっと立ち寄ってみませんか。
頼山陽という人はどんな人?それはとりあえず入ってみてください。 実は、私もよく知りません。(笑)
でも、時折、「べんせいしゅくしゅく、 夜河を渡るぅ。・・・・」と詩吟の声が聞こえることもあるようです。
この頼山陽史跡資料館で、昨年に引き続き、「五月人形とお守刀」展覧会が開催されることになりました。
五月人形は、ひな人形と同じく子供のすこやかな成長を祈るものです。
物の怪が徘徊する時代、その鋭い切れ味から、そのパワーで、物の怪や悪霊を断ち切り、愛する人や、子供が無事息災であるように、祈りを込めてお守刀が作られ、贈られていました。また、嫁ぐ娘に、 自分の愛刀を手渡したこともあったようです。
今回は、頼家ゆかりの五月人形とゆかりの短刀を展示し、合わせて、県内在住の刀匠によるお守刀が展示されます。
期間中の祝日土曜日曜には、広島県刀職会に所属する刀匠をはじめ、刀剣制作に携わる職人の皆さんによる展示会説を行うと共に、質問にもお答えいたします。
また、5月5日には、文鎮やキーホルダーに座右の銘やお子様の名前を切り込んで販売する予定です。
「三慶会」も、この資料館で、5月10日(日)開催
会員の皆さんによる説明や、刀剣に関するお話しを聞く予定です。
特に今回は、日本刀の科学について、お話しが聞けるようです。
ところで、落着いてゆっくり見ようと思われたら午前中がおすすめ。
駐車場は、4台しか止められませんが、前にも近所にも駐車場があります。でもフラワーフェスティバルの時は、たくさんの人が来られますから、きっと満車になることでしょう。御注意ください。
都会のオアシス。お天気の良い日にふらっと立ち寄ってみませんか。
三慶会にも是非立ち寄ってみてください。
2009年4月24日金曜日
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