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日本刀の初心者入門講座「三慶会」

私たちは、広島で日本刀のささやかな勉強会「三慶会」を開催しています。日本刀と言えば、恐いもの、わからないものと思われていますが、 中々どうして奥の深いもののようです。まだ刀をさわったこともない人を対象に始めたのですが、詳しいおじさんや、鍛冶屋にあこがれを持っている人、僅かですが外国人や女性会員もおられ、わいわいがやがやと勉強しています。その様子を記録しておこうと思いつきました。   どうぞ宜しく。

2017年10月22日日曜日



投稿者 三慶会 時刻: 21:57 0 件のコメント:


投稿者 三慶会 時刻: 21:53 0 件のコメント:
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「三慶会」のしおり


「三慶会」設立の趣旨

 日本刀は、とかく戦いの道具、危険な物として評価を受けがちです。

 しかし平安時代に始まるとされる日本刀が、国宝、重要文化財、重要美術品などに多数指定され、今日まで伝えられているのはなぜでしょう。これは単に消耗品である武器としてではなく、美術工芸品としても認知され、宝として人の手から手へと受け継がれてきたためではないでしょうか。

 また世界の有名美術館・博物館の中には、世界に類のない鉄の工芸品、文化遺産として所蔵されており、認められております。また一般の日本人以上に、日本刀についてくわしく、鑑賞のマナーもきちんと身につけた外国の方がたくさんおられます。

 私たちは、平和を願う町であればこそ、平和を願う人こそ、これらのうちに秘められた、良い面も、悪い面も、見たり感じたり、思いを馳せてみることが大切なのではないかと考えます。

 世界の文化遺産であり美術工芸品でもある日本刀とそれに関連する技術を保存継承して次世代に伝えるために、初めて日本刀に接する人たちを対象に日本刀を学ぶ会を設立しました。 

  尚、この会は、文化活動団体で、刀剣の売買、価格査定等は行いません。



目的

*日本刀を通じて文化的意識の育成と向上

*文化財保護意識の育成と向上

*青少年の健全育成と犯罪防止



活動内容

*刀剣関係者・警察関係者・たたら関係者・大学関係者等の講師を招き、 日本刀についてのミニ講演会開催  

*日本刀の正しい取り扱い方法・鑑賞指導と解説

*展示会等への協力



学習日

 3月~12月の土曜日又は日曜日
午後1時~午後4時頃
 不定期で開催。
 お休みの月は、他の鑑賞会の案内を
送付しています。

(準備時間を含む。1月2月は、休会。その他の月は、日時変更の可能性あり、問い合わせ必要)



会員

 日本刀に関心や興味のある方、これから勉強してみたいと思われる方を中心とし、老若男女、学生、国籍などは問いませんが、「会の設立趣旨」に添わないと思われる人には、入会をお断りし、既に入会されている方には退会していただきます。定員は定めていません。






問い合せ先

三慶会お問い合せ先 sankeikai@gmail.com

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三慶会のあゆみ

三慶会
広島市, 広島県, Japan
最初は、3人で、ささやかな勉強会を企画。平成11年4月5日、日本美術刀剣保存協会広島県支部・藤中浩吉支部長にお願いしたところ、とりあえず10人集めてこいとのこと。あわてて友達にも入ってもらい、4月24日日本刀初心者入門講座「三慶会」が誕生。以来今日に続いています。  最初はお金が無く、みんなでコーヒーを飲んだおつりをカンパして、鑑賞刀剣借用のお礼を捻出。  日本刀の鑑賞と言うことで会場を借りるのにも、不安がられ、県警生活安全課にお願いして「日本刀に関する法律」を講義してもらい、会場を管理されている皆さんに参加していただき、やっとお許しをいただいたこともあります。以後、警察の方には銃刀法の説明に頻繁に来ていただくことになりました。  多くの人から「鑑賞刀に限りがあるので、続かないよ」と噂されましたが、刀のない時は、刀の職人さん達やたたらの村下さん、大学の先生や居合の先生など、みんなで思いつくままにいろいろな人たちに講師になってもらいお話しを聞きました。又ある時は、みんなでナイフを作ったり、ダマスカスの鍛えを教わったり、彫金の鏨作りを教わって名前を彫ってみたりと、日本刀にまつわるいろいろなことを、みんなで学んでいる内に、いつのまにか、いつも150人程度の案内を出せるようにまで人数が増え、島根県や山口県からも来ていただいたり、勉強会に出かけていくこともあります。さらに最近では、遠く関東からも講師の先生に来てもらえるようになりました。  感動は人それぞれに異なります。また、夕焼けが、なぜ美しいのか、科学的に知っている人は多くは居られないでしょう。  でも私達は、そんな理屈を、全然知らなくても感動します。「おー!きれいだなー」と言えば、「本当にそうだね。きれいだ!」と、となりで、だれかが、うなづいていたということはありませんか。  刀も同じ。そんなところがあります。「なぜ?」ってちょっぴり勉強もしてみるのもおもしろい。だから続いてきたのかもしれません。  最近、人にも団体にも、どうやら神様が与えた役割と寿命があるように感じるようになりました。私達の三慶会も、与えられた役割が終わったら、自然に消えていくのかもしれません。 でも、それまではとりあえず、みんなで楽しく続けていきたいと思います。  三慶会誕生10年を記念し、ブログ掲示板を修正して。
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